ふーふで。

おとうとおかあの、ふたご出産&育児日記

まいにちだって人生

まさです。 

 

 

2月も終わりに近づいてきました。

昨年12月に2300g弱で生まれたおチビたちは、あっという間に大きくなり、すでに倍近い体重(4500gくらい)に成長しています。

 

倍ですよ、倍。すごくないですか(@_@)

 

赤ちゃんの成長ってこんなに早いのか。。。と思う一方で、親は毎日一緒にいるので、何となく「ん?重くなったか?」くらいが割とリアルな体感だったりします。

 

先週末は久しぶりに、チビ2人を授乳クッション(授乳なんかで便利な、浮き輪みたいなやつです)の中に並べてみたのですが、かなりキツキツになっていることが判明。

バタバタしがちな息子を、マイペースに(いやちょっと冷ややかに?)眺める娘からは「ちょっと。狭いんだけど」という声が早くも聞こえてきそうで。笑

2人でちょこんと収まっていた姿は、もう見られないのだなぁと感じました。

 

1ヶ月前の写真ですら、見返すと明らかに今と大きさが違います。そこからでも1.5倍の成長ですから。

うーん、ちゃんと写真や動画残そう!やっぱり最初に比べると、撮るペースは減るんですよね。今月、雛祭りとお食い初めというイベントで挽回します^ ^

 

 

うちのチビたちは小さくてNICUギリギリだったので、親としては成長が素直に嬉しいです。幸いにも、今のところ体調等のトラブルはありません。

 

授乳も、1ヶ月を超えるまでは必死に『 3 → 6 → 9 → 12 』時(分かりやすい3時間置き)のミルクを意識してたんですが、最近はもう都度の対応。なつも母乳が出ているみたいで間にどんどんあげてるし、チビたちも寝るときは4時間くらい寝ちゃったりもするので、余裕も出てきたというか、適当になってきました。笑

当たり前だけど、チビたちにはチビたちなりのバイオリズムがあるわけで、飲みたいときもあれば、飲めないときも飲みたくないときもあるわけです。だんだんそういうのが分かってきて、一緒に生活できてることを楽しめばいいのかなーと今は思います^ ^

 

もちろんムラはあるし、思うようにいかなかったりも全然あります。

夜中から明け方までは、基本なつがお世話(本人いわく "夜勤" )をしてくれてるのですが、日によっては交互に泣いて全く寝られなかったり、そうかと思えばめちゃめちゃ寝て「夜中おチビ泣いてなかったよね…?」( ← 泣いてるのに気づかず自分が寝てたのを心配)という日もあったり。

それでもまあ、こっちも2人いれば、何とか1日の中でリズムの調整はできるかなーと。無理せんように、気をつけています。

 

 

すっかりチビたちがいることが日常ですが、僕はもう、早よ会話したくなってきました。笑

 

この前、妹夫婦に出産祝いで積み木をもらったのだけど、さすがに2ヶ月では扱えず。。。ちょっと興味を示したような、示してないような^ ^;

これを一緒に遊べる日はいつになるかな?

話せるようになるのはだいぶ先やなー。

 

表情がちょっとずつ出てきたり、新しいリアクションを見たりする度に、早くそんな日が来て欲しいなと思います。

 

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そんな毎日ですが、数日前にTwitterのタイムラインで、ある記事を見つけました。すでにFacebookで4000以上シェアされている記事です(2/27時点)

僕にとっても衝撃は大きかったので、触れておこうと思います。

 

news.livedoor.com



「たとえ産声があげられなくても、長く生きられなくても、小さな命の輝きは、かけがえのないものだと知ってほしい」

 

そう始まるこの記事は、日本でも50人に1人以上が死産になるということ、自分が今子どもと居られるのは決して当たり前のものじゃないということを、改めて教えてくれる内容でした。

亡くなった赤ちゃんも陣痛を起こして産むこと、死産の大半が予測できず突発的に起きていることなどは、2児の父親になった自分でも知りませんでした。

 

「私のようなことは誰にでも起こり得るし、無事に生まれるということは本当に奇跡的なことだと、もっと知ってもらいたい。それが、戸籍にも存在しない息子が、生きた証しになると思う」(文中)

 

 

なかなか子どもに恵まれなかった、僕となつ。ようやくの妊娠は、双子というハイリスクのものでした。

子どもが無事生まれて来れない可能性はいつも頭にあったし、何が起きても受け入れようと夫婦で確認もしていました。でも幸いにも無事に生まれて2ヶ月経つと、すっかり過去の悩みになっています。

チビたちが生まれると正直、目の前のことだけでいっぱいいっぱいになるので、これは仕方ないと自分でも思います。

 

ただ世の中には、人生の長さ1つ取っても(子どもに限らず)色んな場合があるのは、忘れちゃいけないことで。この記事に書かれてる出来事は本当に自分たち夫婦にも十分起こりえたことだったし、『生まれてきてくれただけで感謝』というありきたりの言葉は、いつも覚えておかないとなと、改めて感じました。

むしろ、いっぱいいっぱいな時こそ、必要な言葉かもしれません。

 

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おチビたちが生まれた昨年、110〜100万人の間を10年推移してきた出生数が、ついに98万人になりました。

 

僕と同じ1983年生まれ(いま33-34歳)が150万人。わずか6歳年下の1989年生まれ(27-28歳)は124万人。ここから一段と親の人数も減り、再び少子化が加速し始めるのは明らかです。

その一方で、30年前に10%だった高齢化率は25%を突破。2025年には30%、2060年にはほぼ40%と言われています。

 

世界も注目する『課題先進国』。

 

 

そんな中で最近は色んな人が、これまでと全然違う方法で、新しい子育てだったり、仕事だったり、生き方のカタチを実現するようになってきた気がしています。

 

「ええなぁこのサービス」

「この会社頑張ってほしいな」

 

って思えるものも増えてきて(ただ首都圏限定だったりして、地方はこれからが頑張りどころというかチャンスなんですけど)、厳しい反面すごく良い時代になってきてるなーとも感じます。

僕もなつも最近は、10年スパンくらいで「こうなりたいよね」って考えるようになりました。

 

 

だけど、今日はあえて逆のことをここに書いとく。

 

今生きてる、この毎日だって人生やんねって。

 

 

チビを見ていると、毎日良くわかんないけど(たぶん)しゃべってたり、全力で泣いて表現したり、本当に必死だなーと感じます。

 

1年しか、数日しか、お腹の中でしか生きられたかった子どもの話は、僕らに何を伝えてくれるのかなって。

 

 

30歳を超えてようやく、10年単位でものを考えるようになってきたんだけど、そればっかりやってると『今』が見えなくなっていく気もしています。(トランプ政権をメディアが予測できなかったみたいに)

 

『今』を全力で生きてるチビたちと毎日を生きながら、その日々がもっと良くなるように、自分の時間を使っていきたいかな。

結局求められるのは、バランス感覚なんでしょうけどね。

 

 

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迷ったときはチビたちが、おとうとおかあに教えてくれるかなと思ってます^ ^

 

 

まさ