ふーふで。

おとうとおかあの、ふたご出産&育児日記

最後の里帰り

まさです。

 

お盆をこえて少し涼しくなった…と思ったら猛烈な暑さがぶり返して、それが終わったら嵐が来て。激しい夕立があった今日の気温は、日中最高33℃。まだ夏は終わってないなぁと思うこの頃です。

とはいっても、カレンダーをみれば日付は8月31日。おお。。今年はほんとに早い。。

 

この春〜夏は、新しい仕事のことでほんとにメンタル的にキツい日が続きました。(前回のブログを書いた6月がいろいろ重なってピーク。)


8月はだいぶ回復してきたものの、自分を奮い立たせる材料(これが終わったらあれがある…!的な)が常に必要で。

そのいちばんが僕にとって、旅行とかの家族イベントでした。

 

もともと僕は目の前の仕事を全力で楽しめるタイプなのだけど、今回ばかりはいろんな要因が絡んで、ちょっと現実逃避したくなることもあり。

 

家族というのが安全基地としてあって、そこでの楽しみが待ってるという状況が、どれだけ励みになったかわかりません。。

これを書いてる今は、ひとつ山を越えたので大丈夫。まだ言葉にはうまくできないけど、いずれちゃんと書きます。。

 

 

masa-natsu.hatenablog.com

 

8月といえば、お盆休みです。 

幸い僕らは自分たちで休みの日程を決められるので、早めの8月2周目に休みをとって、僕の実家・宇和島(愛媛)まで里帰りをしてきました。

 

上に貼った去年のブログと同じ、4泊5日の帰省の旅です。

 

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関西からみた宇和島は、四国の完全に “逆サイド” に位置する、まさに陸の孤島です。

車でいくとノンストップで片道7時間くらいかかるので、幼児を2人連れて、ちょこちょこ休憩挟んで… となると、必然的に2日の行程。

 

今回も「徳島に1泊→実家に2泊→淡路島に1泊」という、それなりにハードな旅行となりました(@_@)

以下、写真で振り返ってみます。

 

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サービスエリアにあった観覧車。意外にぜんぜん怖がらないおチビ2人。うしろは明石海峡大橋

 

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行きに泊まった温泉宿。このあと晩ごはんの会場で大はしゃぎで、めちゃはずかしかった。小さい浴衣かわいい。

 

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地元の神社。日陰が涼しくて気持ちよい。境内にはおもちゃになるものがたくさんあることを発見。

 

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公園。昔はすごく広いと思ってた。平日だからか、人は少ない。

 

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おチビ2人に、甥っ子2人を加えて散歩。港の近くで育ったおとうちゃん。

 

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帰りに1泊したゲストハウス。いい感じの平屋。たまたまパーティーの日で、甚兵衛を来て庭へ。

 

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最終日は帰省ラッシュの初日。対向車線は早くから渋滞。朝日の実物はすごく大きくて綺麗だった。

 

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今回の帰省は、実は僕にとっての「最後の里帰り旅行」でした。

 

宇和島は、もともと両親もルーツがあるわけではなく、仕事の関係で30年ちょっと前に引っ越してきた町です。

父の引退とともにまた新しい場所へ移住するらしく、両親は着々と身辺の整理を始めていました。

 

きっともう育った町を訪れることはないだろうな。そう思いながら僕自身も、荷物の片付けを兼ねて帰省したというのが本当のところです。

(実際はほとんど処分されていて、古い絵本とかいくつかのものを持ち帰るくらいで済んだのだけど。)

 

僕は中学から松山に出てたし、大学からは関西に住んで帰省も1年に一度程度だったので、予想していたことだけど、ちょっと残念だったけど、やっぱり感慨といったものはあまり出てきませんでした。

 

もちろんおチビを連れて散歩すると、昔こうだったなとか、ここで遊んだなとか、思い出はいろいろ出てきます。懐かしさは、もちろんある。

でもそれ以上に、今の自分にはもう暮らす場所があって、日々の生活で結構いっぱいいっぱいで、地元のことはひとつ整理がついてるんだなと実感しました。

 

昔の自分は今以上に人との関係性もうまくつくれなくて、戻ったところで特に連絡をとる友人もいない、というのも大きいかもしれません。

ちょっと寂しいけど、それが自分がつくってきた地元であり、過去に自分の辿ってきた道なのでしかたないかなと思います。

 

みんな、自分の地元ってどんな存在なんだろう。おチビたちは将来どうだろう。

大きくなって、どんな地元を自分にとってつくるだろうか。僕よりはうまくやってほしいなと思うけれど。。

それは僕やなつがおチビが大きくなったとき、どこでどんな暮らしをしているかにもきっとよるんだろうなと思います。

 

宇和島は、いろいろあったけど、でもいい町だった。

 

この先僕が行くことはなくても、いつかおチビたちが、友達とかそれこそ自分の子どもを連れたりして旅することもあるかもしれない。

そのときはまた写真を撮ってもらって、今回のアルバムに重ねながら話ができたらいいなぁ。そんな風に、今は思います。

 

 

まさ