おとう第2章。
まさです。
梅雨なのに、あまり雨も降らない6月も半ばです。
おチビたちが生まれてもうすぐ半年になろうとしてます^ ^
先日、約10年間勤めた会社を退職しました。
これまでお世話になったたくさんの方々、本当にありがとうございました。。。飲みに誘って頂き(まだ終わってない方すみません)、お花をはじめ、本や文具にお酒、おチビグッズなどなど、うれしい贈り物も頂きました。
今も朝起きると部屋にただよう花の匂いが(自分で花なんて買わないふーふですから笑)これまでと違って、あぁ送り出してもらったんだなーと感じます。
いろんな事情が重なって、会社に相談してから辞めるまでに、約1年という長期計画になりました。周りには早めに報告していたおかげで、幸いにも応援して送り出してもらいましたが、改めて公にもご報告ができる状態になって、ひとまずほっとしてます(@_@)
そして退職と同時に、15年(なつは13年)過ごした大阪を離れることにしました。月末に、なつの実家近くへ移住をします。
準備は2週間!いろんな手続きに車の購入、やることは意外に山積み。断捨離もいざ手をつけてみると、場所も気持ちもすっきりしてとてもいいのだけど、おチビ2人を抱えるとなかなか進まない。結局、ちょうど良い期間になりそうです。頭の中の整理が追いつくかな。。。
でも来週は1日、おチビたちのハーフバースデーに4人で楽しむ計画を立てているので、その日だけは死守します。笑
生まれてくるおチビたちのこととか、10年先にどうなってたいかなーなんてことをずっと2人で考えていたのが、ようやく退職や移住という形になって動き始めました。
------------------------------
「子どもが生まれる(生まれた)このタイミングになんで?」というのを、たくさんの人に聞かれました。
「子どもが生まれる(生まれた)からですよ」と返事をしてますが、そのココロを大きく分けると2つの理由になります。
1つめは、子育てと家族のかたちを考えて。
僕もなつも、もともと地方出身。結婚した当初は何も考えてなかったけど、妊活を始め子育てをすることがリアルになるにつれて、都会よりも自然の多いところで暮らしたい、と思うようになりました。
もちろん両親の介護のこともあります。僕らの世代の多くがこれから避けて通れない問題ですね。近くに住むことで、おチビたちがおじいちゃんやおばあちゃんとたくさん触れ合えるのは、お互いにいいことだと思っています。畑があるので、土に触れることもできるし。
双子を育て始めて確信を強めるばかりですが、親だけで子育てをするのは本当に無理です(@_@)家族というベースを持ちながら、社会の中で多様な人と触れ合って、大きくなってほしい。身寄りも近くにいない今よりも、いい環境になるんじゃないかと判断しました。
それに待機児童の問題もあります。つい最近も、政府から3年先送りが発表されたばかり(「絶望的」と表現されていましたが、絶望的なのはこっちです。)
あまり知られていませんが、地方でもあちこちに待機児童はあります。そんな田舎に!?というとこにもあったりします。それほど今、共働きが普通になってきているということですね。ただ待機の状況は、都会ほど酷くはありません。
特になつの実家がある自治体は待機児童対策に力を入れていて、名目ゼロまで対応できています(数字のマジックで実際はあるので、すぐ入れるか分からないけど。)これも移住決意を後押ししました。
夫婦で働いて、夫婦で子育てをするのが僕となつのモットー。家族のかたちを考えての選択、というのが理由の1つめです。
2つめは、僕自身が働き方を変えたいと思ったこと。その姿を、おチビたちに見せたいと思ったことです。
10年同じ会社(出版×保育)にいましたが「このまま居ていいのか」というのは、たぶん多くの勤め人と同じように、いつも思っていたことです。特に保育業界は課題を山積みにしてこれから変化を迎えるのは明らかですし、自分の関心がモノづくりという仕事内容とズレてきていることも感じていました。
一方で「じゃあ本当にやりたいこと、やれることって?」というのが見つからず、ズルズルと過ごしていたのも事実。
でも去年ようやく子どもができて、1つ決意ができました。
この子たちは、今までと全く違う社会を生きていきます。人口の構造も、社会のしくみも、身の回りの技術も、この先すごい勢いで変わるだろうし、それに対応できるようにおチビたちを育てないといけません。
「だったらまず、親が変わるべきよね」と普通に思えるようになったのが、自分の大きな変化です。
やりたいこととか言ってる場合じゃなく。っていうか、決めて動いていろんな人としゃべってたら、やることは勝手に出てくるものですね。
まずは保育士さんを含む人材の支援と、子育て前の人がもっと子育てに関わる機会をつくること。子育てを親だけにさせないこと。
そのために、動けるだけ動いてみます。
いざ辞めて分かったのは、何かをものすごく積み上げた気になっていたけど、たった10年とも言える。そのくらいまた、1から頑張れる気がします。
さすがに人生始まったばかりのおチビたちの変化のスピードには敵わないけど、おとうも負けていられません。いつだって、今日が人生の中で最も若い日ですから(*^^*)
------------------------------
仕事を変えるということについては、背中を押してくれたなつに感謝してます。
稼ぎという意味では、夫婦Wエンジンのうち、片方がちょっとの間くらい止まっても何とかなる。それを目指してこれまで2人でやってきました。
ただそれでも、相談を持ちかけたときに積極的に押してくれたことは、すごく嬉しかったし、勇気をもらいました。何よりなつの応援が、日々の励みになっています。
でもね、知ってます。
なつも将来何かを自分でかたちにしたい人だということ。
やりたいこともあるし、やり抜く力もあるし、熱意もあること。
ただちょっと怖がりで、僕が先に一歩踏み出すのを正直期待していることも。笑
ええよ、一足先にやってみます!これからも応援よろしく^ ^
おチビたち。
未来は明るいぞっ!って言えるように、おとうとおかあは新しい場所で頑張ります。
抱き上げたときにおとうとおかあに向けてくれるニコニコの笑顔が、今は一番のエネルギーなんやけど。。。
早くしゃべって、いろいろ相談に乗ってくれるとうれしいなぁ。
うーん、だいぶ先か。笑
まさ