おちび2人、ことばの覚醒──子育てで“この瞬間”はとどめられない
連休を利用して、子どもと「普段と違う場所」で数日間過ごす。
いつもは会えないじぃじ&ばぁばに会わせたり、久しぶりの同世代(いとこ)とガッツリ遊ばせたり、一緒に珍しものたくさん見たり。
──長いGWのあったこの5月、そんな日々が明け「いつもの日常」に戻ってふと、「子どもめっちゃ成長してるやん。。」って気づいた方、いないでしょうか…?
そう、今月のうちのニュースは、2歳半が近づくおチビ2人が突然、めちゃめちゃしゃべるようになったことでした(@_@)
そんな分かりやすい変化を感じたら楽しいなぁとは思ってたけど、いざ目の当たりにすると、「人って、人の成長って、マジですごいな」と素直に感動したって話です。
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今回の10連休は、前半に5泊6日で僕の実家へ、後半は2泊3日で義姉宅へ。
以前になつが書いていたように、仕事内容が変わったことで、今回は割と長い期間、じっくり家族で過ごす時間をとることができました(とはいえ途中に出勤日があったので、彼女はひとり滋賀との往復を余儀なくされてますが…)
僕はフリーランスなので、10連休あったような、朝とかは普通に仕事もしてたような。
それでも両親に子どもを任せて、溜まってた記事とか本とかをゆっくり読める日もありました。
息子と娘は、この連休には満足した様子。「また行こうな」って今も言ってきます。笑
新幹線にも乗れたし、甘えられる大人もたくさんいるし、普段できない外遊びもできたし。まぁ楽しかったんでしょうね。。
特に前半も後半も、甥っ子・姪っ子(彼らにとってのいとこ同士)と過ごせたことが、かなり刺激だったみたいです。
2日もいれば仲良くなるって、子どもってすごいなぁと思います。ただ同い年が2人(おチビを加えると4人)もいるので、いさかいは絶えなかったのも事実。笑
そんな普段関わりの少ない子ども、大人たちと接することで、息子と娘になにかのスイッチが入ったのかもしれません。
この数ヶ月で単語も増えて、二語文・三語文も当たり前になってはいたのだけど、家に帰っていきなり、長文をペラペラと話すようになって驚きました。
もちろん保育園では、同い年はもちろん、3〜5歳児のおにいちゃん・おねえちゃんに可愛がってもらってるおチビたち。
1学年が10〜15人程度しかおらず、名前も皆ばっちりおぼえて日々仲良くあそんでるのでいい環境だなと思ってますが、だからこそ、こういう“イレギュラーな体験”が、そんな普段の積み重ねを解き放つトリガーみたいになるのかな〜、なんて思ったりしています。
ちょっと前までは、行為に口で文句言ってたのに(「おもちゃ取った」とか)、言葉だけで口喧嘩できるようになってることに気づいたときは、結構な衝撃を受けました。。
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今回の変化でもうひとつ気づいたのは、「親の記憶も一瞬で更新されていく」ということ。
めっちゃしゃべり始めて数週間、すでに僕もなつも、彼らがたどたどしく話していたことが思い出せません。
それは今回のことに限ったことじゃなく、寝返りすらできなかったことも、ミルクを手であげてたことも、夜泣きが大変だったことも、初めて歩いたときのことも、一瞬で忘却の彼方に飛んでいく。
子育てをしてると「この瞬間をとどめたい」「この言葉を録音したい」そんな気持ちをいただくことが多々あります。あるのに、子どもの成長が早すぎて、全部を覚えてられない。。
だから僕は最近よく、何気ない日常でも、写真だけじゃなくて『動画』を撮っておくようにしてます。
僕はもともと写真が好きですが、動画もやっぱり、すごくいい。後から見返すとすごく貴重なもので、子どもはもちろん、自分も褒めたいな(よくここまで頑張った…)という思いにもなりますし。
過去にこだわって「あのときは…」なんて言うようになったら、将来確実に「うざい」と子どもに思われることは間違いないですが笑、でも多少はそんな思い出にも浸りたいのが、子育て中の親心のひとつ。
こんな言葉を発して、こんな風に歩いてた…日々のなかでそういう思い出を忘れず積み重ねるのは難しいなと実感するからこそ、 記憶と結びつきやすい“音”が含まれてるものを、これからもなるべく、残しておきたいなぁと思うのです。
いつか将来、この動画を編集して、節目(ありきたりだけど結婚式とか)で流すんだろうか…まぁそうなったら絶対泣くな…。
そんなことを思いながら、最近も息子と娘に振り回されて生活をしています。
まさ