2年と11ヶ月と。
まさです。
前回のブログから、ずいぶん時間が空いてしまいました。気づけば5ヶ月(なつが書いてから2ヶ月)も経っている。。
確かにそれくらい忙しかったなぁ…って感じではあるのですが、仕事と育児のバランスをなんとか崩すことなく(と思ってる)、わちゃわちゃしながら毎日生きてます。笑
去年フリーの「編集者」として舵を切った仕事は、この数ヶ月でさらにスムーズにはなってきたし(とこれも思ってる)、声がかかる範囲も広がってきました。
元々やりたいと思っていたことも少しずつ関われるようになったりとか、信頼できるメンバーと一から新しいプロジェクトをコツコツ進められるようになったりとか、本当にうれしいことも増えてきています。
おチビらは、いよいよ2歳11ヶ月を超えました。もうすぐ3歳。信じられない。。
大きくなったおかげで、少しずつ手がかからなくなってきたし(もちろんイヤイヤは今も発動されるし、トイレの手間とか逆に増えた部分もあるけど)、保育園から熱やら何やらで呼び出される回数がグッと減ったのは、今の生活を成り立たせてくれてる大きな要因かなと思います。
息子も娘もほんとによくしゃべり、走り回り、叫び、飽きずに毎日毎日ケンカをしながらどんどん生意気に、仲良くたくましくなってる。
子育てをしてる人から、「何だかんだで、いつだって今が一番かわいい」って言われたことがあるんですが、それって結構真理だなぁと。過ごした時間ってぜんぜんバカにならないなって思います。
もちろん毎日、「もうええやんそれ…」って思いも尽きない反面、過去の写真を見返してもやっぱり、どんどんかわいくなってんなぁ、というのを(親バカ承知で)素直に感じてるこの頃です。
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備忘録として、最近の息子と娘の話を少しだけ。
息子は相変わらず、電車と車(特にトラクターや重機)への愛が深い。どこで何を見たとか、夏にこの新幹線乗ったとかもめっちゃ覚えてます。3冊ある図鑑はすでにボロボロ。
あと、以前から感じていたのだけど、彼は耳とリズム感がいい。言葉をそっくりすぐ覚えるし(油断ならない)、音楽が好きでしょっちゅう歌ったり、空き箱と割り箸で動画で見たドラムの真似ごとをしたりしてます。
一方、走るのは好きだけど、運動はそんなに得意でない様子。ちょっと体がカタくて不器用なので衣服の着脱も苦手、すぐに「できない…」と泣きついてきます。
大人や娘、園の他の子のペースもさほど頓着せず、外に出ても虫を手にじっと眺めたり、まぁマイペースで我が道を行ってます。(なので大人の“待つ”胆力が問われる。いつもできてるかと言われると…ごめん、父ちゃんがんばる)
逆に娘は、すごく周囲に敏感で、大人の行動も本当によく見てます。視野が広いのか、遊びに集中してるようでも、こっちがどこか行くとパッと見てトコトコ追いかけくるほど。
体が柔らかくて手先も器用です。気も強い。でもめっちゃ怖がりで、暗がりとか苦手なのがギャップですね。ふと“こわいこわいスイッチ”が入ると一瞬で号泣します。(で、息子が「大丈夫やで」と守ろうとする…!あまり相手にしてもらえてないのが不憫だけど…えらい。笑)
彼女は水が大好き。7月の奄美大島の旅行、8月の実家への帰省で、彼女は完全に海っ子になりました。保育園の行き帰りにいつも川岸を走るけど、「入りたい」っていつも言うので、来年は川遊びにも連れてってやらねばって感じです。(滋賀に海はない…!涙)
男女の双子はやっぱり目立つらしく、保育園の送り迎えでも毎日いろんな人に声かけてもらうんですが、「ぜんぜん似てない」ってめちゃ言われます。笑
やっぱり、人は生まれながらに違う生きものなんやな…って、彼らを見てるとつくづく思いますね。
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そんな子育て生活中の僕となつが、いま一番悩んでるのは、これからどこで、どうやって育てるか。
移住当初はとりあえず、ほどほどの駅近で、保育園の多そうなあたりに住んでみました。けど、 いまの生活スタイルとかを考えると、このエリアに居続ける必要もないな…もう少し田舎にいきたいな…というのが2人の考え。
息子も娘もどんどん走り回って叫ぶので、今のハイツだと厳しいなというのもあります。親が周りに気を使っちゃうけど、本当は「しずかに」とか言いたくない。。
最近は休日、大きめの公園(というか山)で過ごすことも多くて、こういうところで暮らしたいなって真剣に気持ちが揺らいできました。滋賀だと、ほどほどに交通の便が良い(車で移動すればなんとかなる)地区が結構あります。
なので秋口ぐらいから少しずつ、住みたいエリアや物件を回って、様子をうかがい中。
本当は賃貸がいいのだけど、一軒家となると、ほぼない or あっても家賃が無駄に高い。やはり購入せねばならんのか…というので、良さげな中古物件を探して、1年以内くらいには引っ越そうかなと思ってます。
(とはいえ、10年単位で住むことにはなるだろうから、めちゃ悩みますね)
おチビと、暮らしと、仕事と。バランスとるのはなかなか難しいですが、ふーふで、そこは何とかなるやろう、生きたいように生きようと、ふわっと考えてるこの頃なのです。
まさ
プロセスが大事だよなぁ。いつも忘れるけど
なつです。
5月、息子のイヤイヤ期。
6月、娘のイヤイヤ期。
7月、2人でタイプの違う自己主張を繰り返し、喧嘩し、2歳半にしてイヤイヤ期の手強さを知りました_| ̄|○
「双子の育児、大変だね〜」って言われてピンときてなかったけど(諸々のことはまさがやって、私は仕事行かせてもらってたので)大変さってこういうのか!と思ってます。今さら…
朝起きて1時間で既にぐったり。笑
最初、娘は「イヤ!」ではなく、ニヤ〜ッとして「ダメ〜」と言う、「イヤイヤ期」ならぬ「ダメダメ期」でした。
「なんやー可愛い感じやん。息子のほうが強かったなー」とか呑気に思ってたら、声が高いから?泣き声、叫び声も、聞いてるこちらへのダメージが大きい。
しかも沸点が低くてすぐ怒る。ちょっと触れても怒るし、特に息子に対してめっちゃ厳しい。笑
お互いさまといえばお互いさまなんですが、息子の遊んでたおもちゃを横からかっぱらう、「一緒に遊ばない〜」とかわざと言う、ダメなのわかってて汚したりする。
「友だちいなくなったらどうしよう!?」と思うんですけど、保育園の先生には何も言われないし、それどーなん!?ていう言動は、たぶん家でだけ。
息子は自己主張するけど、最終的に娘に譲ってくれるし、それはそれで申し訳なく思うのです。ちゃんと彼をえこひいきする場面を作ろう。
話がちょっと飛ぶんですが。
「ものを育てる仕事は、プロセスを楽しめる人しかできない」と知り合いの農家の人が言っていて、子育てや人に関する仕事もそーなんじゃないかと思うのです。
こんな子どもになってほしいって思ったって、そうなるわけじゃないし。野菜だって、タネ自身の特徴も育つ条件も様々で、天候も状況に応じて変わるし。
いつも理想的な環境が準備されてるわけじゃない。
だけど良くない状況の中でだって、なるべく成長できる環境を整え、その子自身も環境の中で学んで自分のやりたいことしようとする。
親だけで子育てするわけじゃない。親ができるのって、環境をなるべく整えて、その子がどうするのか、待つことだけかなと。
運動や勉強できてほしいとか、「こうなってほしい」じゃなく、そういうプロセスを楽しんでいきたいなと思うのです。
今のイヤイヤ期も、気持ちの整理がつくように、想いを汲み取れるように環境整えたら、少しはマシかなぁと。
可愛い盛りでもあるし、しんどいだけの時期じゃないなー。
しかしこれ、学校行きだしたら、勉強できないのを気にしてしまうんだろなぁ…
「最低限」をどこにするのか、バランス大事!
まさも前からバドミントンサークルに参加したいと言ってて、今後は土日もそういう予定が入るだろうし。
チビたちも好きなことができて習い事始めたら、家族で土日過ごせる時間は短いんだなぁ。家に帰ってきたときにゆっくり休めるようにしたいなと思うのです。
家族での時間を後悔しないようにしたい。
皆が家での時間を気持ちよく過ごせるようにすること。
ぼちぼちやっていきます^_^
なつ
おちび2人、ことばの覚醒──子育てで“この瞬間”はとどめられない
連休を利用して、子どもと「普段と違う場所」で数日間過ごす。
いつもは会えないじぃじ&ばぁばに会わせたり、久しぶりの同世代(いとこ)とガッツリ遊ばせたり、一緒に珍しものたくさん見たり。
──長いGWのあったこの5月、そんな日々が明け「いつもの日常」に戻ってふと、「子どもめっちゃ成長してるやん。。」って気づいた方、いないでしょうか…?
そう、今月のうちのニュースは、2歳半が近づくおチビ2人が突然、めちゃめちゃしゃべるようになったことでした(@_@)
そんな分かりやすい変化を感じたら楽しいなぁとは思ってたけど、いざ目の当たりにすると、「人って、人の成長って、マジですごいな」と素直に感動したって話です。
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今回の10連休は、前半に5泊6日で僕の実家へ、後半は2泊3日で義姉宅へ。
以前になつが書いていたように、仕事内容が変わったことで、今回は割と長い期間、じっくり家族で過ごす時間をとることができました(とはいえ途中に出勤日があったので、彼女はひとり滋賀との往復を余儀なくされてますが…)
僕はフリーランスなので、10連休あったような、朝とかは普通に仕事もしてたような。
それでも両親に子どもを任せて、溜まってた記事とか本とかをゆっくり読める日もありました。
息子と娘は、この連休には満足した様子。「また行こうな」って今も言ってきます。笑
新幹線にも乗れたし、甘えられる大人もたくさんいるし、普段できない外遊びもできたし。まぁ楽しかったんでしょうね。。
特に前半も後半も、甥っ子・姪っ子(彼らにとってのいとこ同士)と過ごせたことが、かなり刺激だったみたいです。
2日もいれば仲良くなるって、子どもってすごいなぁと思います。ただ同い年が2人(おチビを加えると4人)もいるので、いさかいは絶えなかったのも事実。笑
そんな普段関わりの少ない子ども、大人たちと接することで、息子と娘になにかのスイッチが入ったのかもしれません。
この数ヶ月で単語も増えて、二語文・三語文も当たり前になってはいたのだけど、家に帰っていきなり、長文をペラペラと話すようになって驚きました。
もちろん保育園では、同い年はもちろん、3〜5歳児のおにいちゃん・おねえちゃんに可愛がってもらってるおチビたち。
1学年が10〜15人程度しかおらず、名前も皆ばっちりおぼえて日々仲良くあそんでるのでいい環境だなと思ってますが、だからこそ、こういう“イレギュラーな体験”が、そんな普段の積み重ねを解き放つトリガーみたいになるのかな〜、なんて思ったりしています。
ちょっと前までは、行為に口で文句言ってたのに(「おもちゃ取った」とか)、言葉だけで口喧嘩できるようになってることに気づいたときは、結構な衝撃を受けました。。
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今回の変化でもうひとつ気づいたのは、「親の記憶も一瞬で更新されていく」ということ。
めっちゃしゃべり始めて数週間、すでに僕もなつも、彼らがたどたどしく話していたことが思い出せません。
それは今回のことに限ったことじゃなく、寝返りすらできなかったことも、ミルクを手であげてたことも、夜泣きが大変だったことも、初めて歩いたときのことも、一瞬で忘却の彼方に飛んでいく。
子育てをしてると「この瞬間をとどめたい」「この言葉を録音したい」そんな気持ちをいただくことが多々あります。あるのに、子どもの成長が早すぎて、全部を覚えてられない。。
だから僕は最近よく、何気ない日常でも、写真だけじゃなくて『動画』を撮っておくようにしてます。
僕はもともと写真が好きですが、動画もやっぱり、すごくいい。後から見返すとすごく貴重なもので、子どもはもちろん、自分も褒めたいな(よくここまで頑張った…)という思いにもなりますし。
過去にこだわって「あのときは…」なんて言うようになったら、将来確実に「うざい」と子どもに思われることは間違いないですが笑、でも多少はそんな思い出にも浸りたいのが、子育て中の親心のひとつ。
こんな言葉を発して、こんな風に歩いてた…日々のなかでそういう思い出を忘れず積み重ねるのは難しいなと実感するからこそ、 記憶と結びつきやすい“音”が含まれてるものを、これからもなるべく、残しておきたいなぁと思うのです。
いつか将来、この動画を編集して、節目(ありきたりだけど結婚式とか)で流すんだろうか…まぁそうなったら絶対泣くな…。
そんなことを思いながら、最近も息子と娘に振り回されて生活をしています。
まさ