双子の「下」の、また双子。
2020年3月31日。
3月の終わりをこんなふうに迎えるなんて、1ヶ月前はまったく想像してなかった。
新型コロナを取り巻く状況はこの数日でもめまぐるしく変わってて、正直もう結構疲れてます。。
けど、先月から「6ヶ月目に入るこのタイミングで、なつの妊娠の報告ブログを書こう」と決めてたので、とりあえず今の状況と、いくつかの自分の感情を言葉に残してみますね。
仕事で直接お世話になってる人にはもう打ち明け始めてますが、実はいま、双子の息子&娘の下に、さらに2人の子どもがお腹のなかにいます…!
(※ 妻本人は、実は先月さりげなく公表してる。笑)
予定は8月。40Wまでお腹にいることはないので、実際は7月になるのかな、とか思っています。
上の双子は冬ですが、今度は夏生まれですね。
生まれるまでにはコロナも収束するかな…とか最初は思ってたけど、どうも怪しくなってきました。
地方にも着実に迫ってるし、東京や大阪は結構ギリギリな様子。
もちろん感染しないように努力するけど、いわゆる「三密」を避けても、社会的な活動をぜんぶ止めない限りは、感染する可能性ってゼロにはならない。それもできない。
つい最近まで僕も結構甘く見てたけど、双子の妊婦×3歳児のおチビ2人。。何かあっても高齢の義実家には託せないし、どうすれば切り抜ければいいねん…と考えて、割と途方に暮れてます。
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まあでも、そんなときだからこそ、今の気持ちを残しとくのも大事かなと思い直し、このブログを書いてます。
極端なことを言えば、例えば交通事故でなくなる可能性だって、ある日突然不治の病にかかる可能性だってあります。
死がずっと身近にある今になって、むしろいつでも、何よりも優先してこういう感情は書き残しとかなきゃないけないなぁという気持ちが強くなりました。(もちろん仕事はしなきゃいけない)
さて、改めて考えると、双子×双子です。どんな生活になるのか全くわかりません。。
一度経験したとはいえ、そこの慣れと、言ってもまだ3歳児(今年4歳児)が上に2人いることを天秤にかけたとき、「ヤバいな」と思ってるのも事実。
日々のシミュレーションはギリギリできても、不測の事態があったとき、たとえば上のおチビらが急に何か体調崩したり怪我をしたりしたとき、本当に乗り切れるのかとか。
それにたぶん、なつは2ヶ月ぐらい(30Wぐらいから)入院する可能性を考えると、6月には父子家庭になる前提でいた方がいいわけです。
となると、6〜7月の仕事もフルでは難しくなる。個人事業だけど、時短ぐらいのイメージになるのかなとか。
(幸い、仕事で関わる人たちは稼働を調整してくださるので(ありがたすぎる)、もうカッコつけずに甘えながら、秋もかなりセーブする形がいいのかなぁと思ってます。)
家も、今のままでは6人で暮らせないので、来年の春ぐらいを目処に引っ越し先を探し中。
子どもらが通う保育園の近くのエリア、田んぼや山が多くある地区で、中古の物件を買ってリフォームすることを考えてます。(賃貸は無いし、異様に高い)
車とかも買い換えないといけないのでそこも検討。出費が嵩む。。
ただ、モノは上の子のものがかなり活かせるかなとは思ってます。ベビーカーも2つ捨てずに置いてたし、服も食器もある。
ちゃんと残してくれてたなつ、ほんとに偉い。
その先、もちろん将来の養育費とかの不安もあるけど、そこは不確定要素が大きすぎるので、一旦棚上げにしました。
当面のキャッシュアウトだけ防ぎながら、あとは2人で稼いでいくしかないわけで。
…実は僕、「4人」て聞いて正直ちょっとビビりました。(もちろん不妊治療はしてたので可能性は受け入れてたけど)
ただ、なつがめっちゃ前向きで喜んでたし、今息子と娘と日々過ごしてて、子どもに囲まれるほど幸せなこともないと思うので、腹をくくるしかないなと。
なので、不安をたらたら書いてきたけど、息子や娘に兄弟ができる喜びの方に、今はちゃんと目を向けたいなって思ってます。
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ここからは、最近の息子と娘メモ。
土日、どこかへ(水族館とか科学館とかショッピングモールとか)出かけられなくなったので、最近は休日ひたすら公園へ行きます。
言っても田舎なので、山手の方にいくと基本の人口密度はかなり低い。公園もガラガラなので、(とりあえず今は)安心して遊ばせられるのがいいところ。
屋内外を問わず、それぞれ熱中して遊んでくれるように、それとおチビ同士で勝手に遊びを始めるようになったから、父ちゃんとしてはだいぶ楽になりました。
家だと、横にいるだけで自分の本を読める時間もちょっとずつ増えたり。(難しい本は無理。小説はいける)
家の中だと、息子は電車のずかんをひたすら見たり、車のおもちゃをひたすら転がしたり。娘はお絵かきしたり、ハサミや糊で工作したりしてることが多いです。
ハマると集中力もすごいなって思うようになりました。特に息子は、何言ってもぜんぜん聞こえない。笑
あと最近はよく、休日の晩ごはんをカセットコンロで料理大会にしてます。理由はこちら。
・家ではお昼寝ぜんぜんしなくなったので、夕方にイベントがないと機嫌が保たない
・ごはんは誰かが作るものだって知ってほしい
・自分で作れるようになってほしい
ただやってみると結構好評で、卵焼きからお好み焼き、ピザづくり、鍋、鉄板焼きとかも楽しんでくれてる。結構食育になってんじゃないかって思ったり。笑
そろそろ包丁もデビューさせようかなと企み中です。ぜったい目が離せないけど。。
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深刻に書き始めたけど、最後は完全に育児日記になってしまいました。
でも、こういう何気ないエピソードほどほんとすぐ忘れてしまうので、書くって大事…!
あ、そうだ。
下の双子は性別がまだわからないんだけど(次の検診)、なんとなく「また男女じゃないかな。。」と思ってます。笑
まさ
双子の弟か妹たちのこと
なつです。
年内に更新できたらキリが良かったなぁと思いつつ、2020年をむかえました(-。-;
お正月は、姉家族の家に遊びに行ったのに体調不良で寝てるという、なんなんだ…状態の私でした。姉夫婦には本当に感謝。
安定期もまだまだですが、実は2回目(3人目〜)のつわり中です。
こんなことを書くのは、お腹にまた双子の卵があるけど、心拍が遅くて「1人は消えるかも」と言われたからです。
・2人×2人の育児は大変だから、1人のほうがいいのか?
・障害をもつかもしれない?
→医者は「生きるより消える可能性が高いし、元気になるなら普通の子がもつ可能性と一緒だと思う」と言ってました。
・今の息子や娘の出産前も産休直後に切迫早産で2カ月入院。またそうなるのはまさへの負担が大きいし、子どもたちに会えないのはつらい…
つわりの「ほぼいっつも吐きたい」気持ちを抱えて、いつも以上にナーバスに考えてましたが、それでも私は「2人生まれてくれないかな…」と思ってしまいます。(^^)
私は今は障害児者さんたちのデイサービスの職場にいます。
障害の特性もバラバラで、「こう育てましょう」なんて普通の子育てでもないけど、それ以上に情報がないし分かち合いにくい。
成人しても健康に過ごしてもらうことも大変で、いつも呼吸状態、感染、導尿、排泄いろいろな面に気を配ってケアしておられます。
その上で社会との関わりやその子にとって充実した生活をと願う、親御さんたちにはいつも頭が下がる思いなのです。
世間の目とか今後のこととかたくさんの葛藤も抱えながら。
それでも、「この子がいてくれて良かった」と言っておられる方が多い。
その人がいることで周りの人はなぜか頑張れる。優しい気持ちをもてる。
家族と離れて施設に入所して過ごされる方もおられ、様々ですが。
双子とも障害をもっているシビアな方もおられるそうです。
並大抵の苦労ではないし、実際のうちの状態でそうなったら、どう生活を回していけばいいか今は想像もつきません。
たとえ自分がその立場になっても、息子や娘にとってはとても良いことになるのではないだろうか…とも思います。
ここまで書いても、もしかしたらもういなくなつてしまっているかもしれない。
それは自然に任せるしかない。
もしかしたらもう1人も流れるかもしれないけど、2人来てくれたことを覚えておきたいと思います。
明日、診察のあと、何を考えているのだろうか。
健康に過ごしてくれている、今の家族に感謝。
なつ
2年と11ヶ月と。
まさです。
前回のブログから、ずいぶん時間が空いてしまいました。気づけば5ヶ月(なつが書いてから2ヶ月)も経っている。。
確かにそれくらい忙しかったなぁ…って感じではあるのですが、仕事と育児のバランスをなんとか崩すことなく(と思ってる)、わちゃわちゃしながら毎日生きてます。笑
去年フリーの「編集者」として舵を切った仕事は、この数ヶ月でさらにスムーズにはなってきたし(とこれも思ってる)、声がかかる範囲も広がってきました。
元々やりたいと思っていたことも少しずつ関われるようになったりとか、信頼できるメンバーと一から新しいプロジェクトをコツコツ進められるようになったりとか、本当にうれしいことも増えてきています。
おチビらは、いよいよ2歳11ヶ月を超えました。もうすぐ3歳。信じられない。。
大きくなったおかげで、少しずつ手がかからなくなってきたし(もちろんイヤイヤは今も発動されるし、トイレの手間とか逆に増えた部分もあるけど)、保育園から熱やら何やらで呼び出される回数がグッと減ったのは、今の生活を成り立たせてくれてる大きな要因かなと思います。
息子も娘もほんとによくしゃべり、走り回り、叫び、飽きずに毎日毎日ケンカをしながらどんどん生意気に、仲良くたくましくなってる。
子育てをしてる人から、「何だかんだで、いつだって今が一番かわいい」って言われたことがあるんですが、それって結構真理だなぁと。過ごした時間ってぜんぜんバカにならないなって思います。
もちろん毎日、「もうええやんそれ…」って思いも尽きない反面、過去の写真を見返してもやっぱり、どんどんかわいくなってんなぁ、というのを(親バカ承知で)素直に感じてるこの頃です。
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備忘録として、最近の息子と娘の話を少しだけ。
息子は相変わらず、電車と車(特にトラクターや重機)への愛が深い。どこで何を見たとか、夏にこの新幹線乗ったとかもめっちゃ覚えてます。3冊ある図鑑はすでにボロボロ。
あと、以前から感じていたのだけど、彼は耳とリズム感がいい。言葉をそっくりすぐ覚えるし(油断ならない)、音楽が好きでしょっちゅう歌ったり、空き箱と割り箸で動画で見たドラムの真似ごとをしたりしてます。
一方、走るのは好きだけど、運動はそんなに得意でない様子。ちょっと体がカタくて不器用なので衣服の着脱も苦手、すぐに「できない…」と泣きついてきます。
大人や娘、園の他の子のペースもさほど頓着せず、外に出ても虫を手にじっと眺めたり、まぁマイペースで我が道を行ってます。(なので大人の“待つ”胆力が問われる。いつもできてるかと言われると…ごめん、父ちゃんがんばる)
逆に娘は、すごく周囲に敏感で、大人の行動も本当によく見てます。視野が広いのか、遊びに集中してるようでも、こっちがどこか行くとパッと見てトコトコ追いかけくるほど。
体が柔らかくて手先も器用です。気も強い。でもめっちゃ怖がりで、暗がりとか苦手なのがギャップですね。ふと“こわいこわいスイッチ”が入ると一瞬で号泣します。(で、息子が「大丈夫やで」と守ろうとする…!あまり相手にしてもらえてないのが不憫だけど…えらい。笑)
彼女は水が大好き。7月の奄美大島の旅行、8月の実家への帰省で、彼女は完全に海っ子になりました。保育園の行き帰りにいつも川岸を走るけど、「入りたい」っていつも言うので、来年は川遊びにも連れてってやらねばって感じです。(滋賀に海はない…!涙)
男女の双子はやっぱり目立つらしく、保育園の送り迎えでも毎日いろんな人に声かけてもらうんですが、「ぜんぜん似てない」ってめちゃ言われます。笑
やっぱり、人は生まれながらに違う生きものなんやな…って、彼らを見てるとつくづく思いますね。
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そんな子育て生活中の僕となつが、いま一番悩んでるのは、これからどこで、どうやって育てるか。
移住当初はとりあえず、ほどほどの駅近で、保育園の多そうなあたりに住んでみました。けど、 いまの生活スタイルとかを考えると、このエリアに居続ける必要もないな…もう少し田舎にいきたいな…というのが2人の考え。
息子も娘もどんどん走り回って叫ぶので、今のハイツだと厳しいなというのもあります。親が周りに気を使っちゃうけど、本当は「しずかに」とか言いたくない。。
最近は休日、大きめの公園(というか山)で過ごすことも多くて、こういうところで暮らしたいなって真剣に気持ちが揺らいできました。滋賀だと、ほどほどに交通の便が良い(車で移動すればなんとかなる)地区が結構あります。
なので秋口ぐらいから少しずつ、住みたいエリアや物件を回って、様子をうかがい中。
本当は賃貸がいいのだけど、一軒家となると、ほぼない or あっても家賃が無駄に高い。やはり購入せねばならんのか…というので、良さげな中古物件を探して、1年以内くらいには引っ越そうかなと思ってます。
(とはいえ、10年単位で住むことにはなるだろうから、めちゃ悩みますね)
おチビと、暮らしと、仕事と。バランスとるのはなかなか難しいですが、ふーふで、そこは何とかなるやろう、生きたいように生きようと、ふわっと考えてるこの頃なのです。
まさ